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歯周病治療

顕微鏡を活用した最新の歯周病治療

歯周病の治療といえば、以前は歯みがきの指導や歯石の除去が主な方法でしたが、これだけでは進行を止められず、歯を失うこともあります。最近では、歯周病の原因となる細菌を特定し、薬で治療する新しいアプローチが登場しています。それが「顕微鏡とDNA検査を使った歯周内科治療」です。
この治療では、位相差顕微鏡やリアルタイムPCR検査を使って、口の中の細菌や真菌、原虫を詳しく調べます。その結果をもとに、適切な薬を選んで治療を進めていきます。これによって、口内の微生物環境が大幅に改善され、歯周病を内科的に治療することができます。
治療前と治療後の状態をはっきりと比較できるのが特徴です。また、歯茎の出血や膿も短期間で改善されるのを実感できるでしょう。

歯周病について

歯周病がどのように進行するかを知っておくことはとても大切です。最初は、歯茎が赤くなったり、歯を磨くと出血することがあります。この状態を放置すると、歯茎が下がったり、歯がぐらついてしまうことがあります。
進行が進むと、歯を支えている骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜けることもあります。歯周病は最初は痛みが少ないため、自分では気づきにくいですが、早めに治療を受けることで進行を防ぎ、健康な歯を保つことができます。
定期的に歯医者さんに行ってチェックを受けることや、しっかりとしたケアを続けることが非常に重要です。

歯周病の進行

1歯垢(プラーク)の蓄積

歯みがきが不十分だと、歯垢が歯の表面に溜まります。これにより、細菌の繁殖が促進されます。

2軽度の歯肉炎

歯垢が硬化して歯石になり、歯茎が赤く腫れて出血することがあります。この段階では、まだ骨は損失していません。

3中等度の歯周炎

歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨が少しずつ溶け始めます。歯茎の腫れや出血が続き、歯がぐらつくこともあります。

4重度の歯周炎

歯周ポケットがさらに深くなり、歯を支える骨が大量に失われます。歯茎が退縮し、歯がぐらつく程度が増し、最終的には歯が抜けることもあります。

5進行した歯周病

最終的には、歯の骨や歯茎が大幅に損なわれ、歯が脱落する可能性が高くなります。この段階では、痛みや腫れがひどく、治療が難しくなることもあります。

位相差顕微鏡検査で見られる主な菌の種類

カンジダアルビカンス(カビ菌)

毛糸が絡まり合ったような紐状の大きな菌で、健康な人の口腔内にも常在する菌です。
口腔内にこの菌が多量に存在すると、歯周病が進行しやすい状態になるため、注意が必要です。口腔内を良好に維持するためには、この菌の増殖を管理することが重要です。

スピロヘータ(歯周病菌)

糸ミミズのようならせん状の形をした、毒性の強い歯周病原因菌です。歯周病が進行している人ほど、この菌の数や活動性が高い傾向があります。
代表的な菌としては、Td菌(トレポネーマ・デンティコラ)が挙げられます。

口腔トリコモナス(原虫)

涙状の本体に数本のべん毛を持つ菌で、べん毛を活発に動かしながら他の菌を捕食する歯周病原因菌です。歯周病が重症化した症例でよく見られます。

歯肉アメーバ(原虫)

白血球や他の菌を捕食する歯周病原因菌です。歯周病が重症化した症例でよく見られます。

歯周病治療方法

  • カビ取り薬剤と歯磨き剤を使って歯を磨き、抗菌剤だけでは取りきれないバイ菌を退治します。
  • 唾液の成分や歯の表面に付いたバイ菌を調べます。これにより、口の中の健康状態やむし歯のリスク、歯周病の初期症状を確認できます。
  • 歯周病菌やその他の細菌のDNAを調べることで、口の中にいる細菌の種類や量を特定します。この検査によって、どの細菌が問題を引き起こしているのか、またその細菌がどれくらいの量いるのかを詳しく把握できます。
  • クラップロックス歯ブラシは、通常の歯ブラシの約10倍の毛量があるため、プラークをしっかりと取り除けます。毛先が密集しているため、歯の隙間や歯周ポケットの奥まで届き、細かい部分もしっかり掃除できます。
  • 位相差顕微鏡は、歯の状態や歯周病の進行具合を詳しく観察できる装置です。この顕微鏡を使うことで、現在の口内の細菌の状態を確認できるほか、歯周病の進行状況も把握できます。

薬による歯周病治療終了後に気をつけていただきたいこと

治療が終わった後も、いくつか気を付けてほしいことがあります。まずは、定期的に歯科医院に行ってチェックしてもらうと、歯周病の再発や新しい問題を早めに見つけられます。それから、正しい歯磨きを続けることも大切です。歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを使って、歯の隙間に残った汚れもしっかりと取り除くようにしましょう。

歯周病治療の流れ

  • 初診
  • 歯周組織検査
  • 診断・治療計画の立案
  • 歯周基本治療プラークコントロール / スケーリング / ルートプレーニング
    悪習慣の修正 / 抜歯 / 咬合調整 / 齲蝕治療 / 暫間修復 / 補綴治療
  • 歯周組織検査(再評価)
  • 歯周外科治療組織付着療法 / 歯周組織再生療法 / 切除療法 / 歯周形成手術
  • 歯周組織検査(再評価)
  • 口腔機能回復治療咬合治療 / 修復・補綴治療 / 歯周補綴 / 歯周-矯正治療 / インプラント治療
  • 歯周組織検査(再評価)
  • 治癒
    病状安定
  • メインテナンス
    サポーティブ
    ペリオドンタルセラピー

費用について

メンテナンス 約2,000~3,000円
スケーリングやルートプレーニング 約2,000-5,000円
歯周ポケット内の徹底した清掃や、フラップ手術 約5,000~15,000円
レーザー治療(自費治療) 約20,000~50,000円
再生療法(自費治療) 約100,000~300,000円

※費用には消費税が含まれてます

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