インプラント治療って何？差し歯や入れ歯との違いと選び方を解説
▼目次
1. インプラントとはどんな治療？
2. インプラント治療の差し歯や入れ歯との違い
3. インプラント治療が向いている人、向いていない人
4. 江戸川区葛西駅前の歯医者「葛西駅前 君の歯を残したい歯医者さん 歯科・矯正歯科」のインプラント治療
歯を失ったときの治療法としてよく耳にするインプラント。しかし、「差し歯や入れ歯と何が違うの？」「自分に向いているのはどの治療？」と迷う方も多いのではないでしょうか。歯科治療は見た目だけでなく、食事や会話といった日常生活にも大きく関わるため、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。今回は、インプラントの基本から、差し歯・入れ歯との違い、さらにインプラント治療に適した人・そうでない人の特徴について解説します。
1. インプラントとはどんな治療？
インプラントは、歯を失った部分に人工の歯根（インプラント体）を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。あごの骨としっかり結合するため、天然の歯に近いと感じられる場合もあります
①人工歯根の埋入
歯を失った部分にチタン製の人工歯根を外科的に埋め込みます。チタンは生体親和性が高いとされ、骨と結合しやすい性質があります。
②骨との結合（オッセオインテグレーション）
埋入後は、インプラント体があごの骨と結合するまで数か月間待ちます。この工程により、噛む力に耐えられる土台を作ります。
③アバットメントの装着
骨との結合が確認されたら、人工歯を取り付けるための支台（アバットメント）を装着します。
④人工歯の装着
見た目やかみ合わせを考慮して作製された人工歯（上部構造）を取り付けて治療完了です。素材はセラミックやジルコニアが一般的です。
⑤定期的なメンテナンス
インプラントは天然歯と異なり、歯茎との隙間から細菌が入りやすいため、専用のブラシや定期的な検診が不可欠です。
⑥長期間の使用が可能
適切なケアを行えば、10年以上と長く使用できる場合があります。長期的に使用されることで、費用面でメリットを感じる方もいます
インプラントは、見た目だけでなく、噛む力や日常の会話がしやすいのも選ばれる理由の一つです。
2. インプラント治療の差し歯や入れ歯との違い
インプラント、差し歯、入れ歯は、いずれも失った歯を補う治療ですが、構造や治療法、使い心地に違いがあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。
＜歯を補う治療法＞
①差し歯：歯根が残っている場合に用いる
差し歯は、むし歯や外傷で歯の頭の部分が失われた場合に、歯根を残してその上に人工の歯をかぶせる治療です。神経を取った歯などが対象で、天然の歯根があることが前提となります。
②入れ歯：複数の歯をまとめて補う治療
入れ歯は、1本から全ての歯を失った場合などにも対応できる取り外し式の人工歯です。保険適用で安価に作製可能ですが、安定性や噛む力、違和感の面で個人差があります。
③インプラント：歯根から再建する治療
インプラントは、歯を失った部分に人工歯根を埋め込むことで、天然の歯とほぼ同様の感覚で使用できる可能性があります。見た目も自然に近く、発音や噛む機能の回復を目指す治療法です。
＜それぞれの固定方法の違い＞
差し歯は自分の歯根を利用して固定、入れ歯はクラスプ（金属の留め具）や吸着力で支え、インプラントは骨と結合させることで固定します。
＜保険適用の有無＞
差し歯と入れ歯は保険が適応できる材料もありますが、インプラントは自由診療となり、費用は高額になることが一般的です。
＜日常生活での使い心地＞
インプラントは固定式でズレや違和感が少なく、硬い物も噛める傾向があります。入れ歯は外れやすさや異物感があることがあり、差し歯は見た目や使い心地は比較的良好ですが、根の状態でも変わります。
どの治療法が合っているかは患者さんごとに異なるため、歯科医師と相談して決めることが大切です。
3. インプラント治療が向いている人、向いていない人
インプラントは機能性と見た目の自然さから、検討されることのある治療法ですが、誰にでも適しているわけではありません。治療に適している人とそうでない人の特徴を明確にしておきましょう。
＜インプラントに向いている人＞
①十分なあごの骨がある人
インプラントはあごの骨に人工歯根を埋め込むため、骨量や骨質が重要です。骨がしっかりしていれば、安定性が高くなるケースもあります。
②タバコを吸わない、もしくは禁煙できる人
喫煙はインプラントの結合や治癒を妨げる可能性があるため、禁煙が望ましいです。
③定期的にメンテナンスができる人
インプラントは一度入れたら終わりではなく、メンテナンスが不可欠です。通院やセルフケアを続けられる人に適しています。
＜インプラントに向いていない人＞
①あごの骨が著しく不足している人
骨量が少ないとインプラントの固定が難しい場合があります。ただし、骨造成手術で対応できるケースもあります。
②重度の全身疾患がある人
心疾患、骨粗しょう症、免疫疾患などがあると、治療が制限されることがあります。医科と連携して慎重な判断が必要です。
③歯周病が進行している人
歯周病はインプラントの周囲にも炎症を引き起こすため、まずは歯周治療を行うことが優先されます。
④口腔ケアが不十分な人
インプラントは天然歯以上に丁寧な清掃が必要です。ブラッシングが苦手な方は、他の治療法が適していることもあります。
インプラント治療を検討する際は、これらの要素を歯科医師と相談のうえ、慎重に判断しましょう。
4. 江戸川区葛西駅前の歯医者「葛西駅前 君の歯を残したい歯医者さん 歯科・矯正歯科」のインプラント治療
葛西駅前 君の歯を残したい歯医者さん 歯科・矯正歯科は、東京メトロ東西線「葛西駅」西出口から徒歩1分、江戸川区中葛西にある歯科医院です。
平日は休診日なく、土曜も18時まで診療しており、地域の皆さまにとって通いやすい環境を整えています。
当院では「君の歯を残したい」という医院名に込めた想いのもと、なるべく削らず・抜かない診療を基本としつつ、歯を失った方への補綴（ほてつ）治療の一つとしてインプラント治療にも対応しています。
治療の適応には顎の骨の状態や全身の健康状態などが関係するため、当院では事前に十分な検査とカウンセリングを行い、患者さん一人ひとりに合った治療方針をご提案します。
当院のインプラント治療の取り組み
①CT・3D解析による診断と治療計画
治療の安全性を保つため、歯科用CTや専用シミュレーションソフトを活用し、顎の骨の厚みや神経の位置などを立体的に把握します。インプラント埋入の位置や角度も事前に計画し、無理のない設計を心がけています。
②噛み合わせと全体バランスを踏まえた設計
インプラントは単に歯を補うだけでなく、周囲の歯や顎、噛み合わせとの調和が重要です。当院ではお口全体のバランスを考慮した補綴設計に努めています。
③通いやすさとメンテナンス体制
葛西駅から徒歩1分のアクセスで、平日も土曜も診療。治療後も定期的なメンテナンスにより、インプラントの健康維持をサポートします。
＜ご相談について＞
インプラント治療はすべての方に適しているとは限りません。また、治療には外科処置が必要となるため、治療前にはリスクや治療期間、費用についても十分にご説明いたします。
江戸川区で歯を失った後の治療についてご検討中の方は、他の治療法（入れ歯やブリッジ）と比較しながら、お気軽にご相談ください。
まとめ
インプラントは、見た目・機能性などを回復させる治療法であり、差し歯や入れ歯とは構造や治療法が異なります。自分のあごの骨や健康状態、ライフスタイルに応じて適切な治療を選ぶことが重要です。
江戸川区の葛西駅前にある君の歯を残したい歯医者さん 歯科・矯正歯科では、歯科医師による診断とカウンセリングを大切にしています。
江戸川区、葛西周辺でインプラント治療をご検討中の方は、葛西駅前 君の歯を残したい歯医者さんまでお問い合わせください。
監修ドクター
医療法人社団 YOURDENT
理事長 久保田達也
歯学博士（Ph.D.）、歯科医師（D.D.S.）、デジタルコンテンツマネジメント修士
運営クリニック
・葛西駅前 あなたの歯医者さん 矯正歯科
・葛西駅前 君の歯を残したい歯医者さん 歯科・矯正歯科
略歴
・日本大学歯学部 卒業
・日本大学歯学部大学院 修了（骨粗鬆症および再生治療に関する研究）
-First Authorとして英文論文4本を執筆
・デジタルハリウッド大学院 修了（デジタルコンテンツマネジメント修士）
スタディグループ
日本歯周病学会 認定医
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
Osseointegration Study Club of Japan
日本顎咬合学会（咬み合わせの学会）
日本抗加齢医学会（アンチエイジングの学会）
国際歯周内科学研究会
歯科機能性医学研究会
所属学会・認定資格
分子栄養学研究所
大森塾 東京 第一期
情熱会
ENの会
THREEE. 理事
小児歯科実践塾
K-project
TS study Club
PaDaWaN_DSG
臨床基礎蓄積会 副会長
Jiads Study Club Tokyo
川口ぺリオインプラント研究会
つかだ矯正勉強会
INTERDISCIPLINARY TEAM IN DENTISTRY
JIADS東京
